新宿区の無職、本橋日尚太容疑者(23)と八王子市の飲食店従業員、山内裕太容疑者(29)は、今月2日の午前0時ごろ、葛飾区内の住宅に押し入り、住人の70代の男性を粘着テープで縛って暴行を加えたうえ、現金などを奪ったとして強盗傷害などの疑いがもたれています。

これまでの調べによりますと、容疑者らは「闇バイトで数万円の報酬を示された。指示役から『家から物をとってこい』と言われて押し入った」などと供述し、近所の人が異変に気付いて110番通報するまでのおよそ10時間にわたって室内を物色していたとみられています。

さらに本橋容疑者は「家の中を物色している間に銀行に行って被害者の通帳に記帳した。戻ったら警察官が集まっていたので逃げた」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。

その間、山内容疑者は被害者の男性を見張るなどしていたとみられ、警視庁は役割分担したうえで資産状況を確認する目的で記帳に行ったとみて調べています。

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