埼玉県志木市の自称会社員、金子優汰容疑者(28)は今月3日、四街道市の住宅で男性を殴ってけがをさせ現金1万3000円を奪ったとして、強盗傷害などの疑いで逮捕されました。

この事件では押し入ったのは容疑者1人でその理由について「2人で強盗に入る予定が、もう1人が来なかった」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。

また、この状況を受けて当初10万円とされた報酬について「指示役から『1人で強盗に入ったら20万円上乗せして30万円にする』と言われた」とも供述をしているということです。

指示役が秘匿性の高い通信アプリで使っていたアカウント名は「ポンデリング」だったということです。

これまでの調べによりますと、借金で生活に困っていた容疑者が、報酬目当てに強盗に関わったとみられ、警察は指示役が、実行役が欠ける中、報酬をつり上げて強引に事件を実行させたとみて詳しく調べています。

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