平塚市の私立の認可保育園で保育士として勤務していた嘉悦彩子被告(48)は、2017年、園内で預かっていた当時1歳の園児に頭の骨を折るなどの暴行を加えて死亡させたとして傷害致死の罪に問われています。

6日、横浜地方裁判所で開かれた初公判で、被告は「寝かしつけはしていましたが園児にけがはさせていません」と述べて無罪を主張しました。

検察は冒頭陳述で「園児は頭に複数回にわたって極めて強い打撃を受けていて、第三者の故意によって死亡した。被告は、園児がけがをした時間帯に1人で見守りをしていて犯行の機会が唯一あった」などと主張しました。

これに対し、被告の弁護士は「園児は暴力を加えられて死亡したのではなく、病死した可能性がある。被告は一切、暴行を加えていない」などと主張しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。