「モペット」は、電動モーターやエンジンで自走するペダル付きの二輪車です。
ペダルが付いているため、自転車と勘違いされやすいものの、運転するには原付きバイクなどと同様、免許が必要で、歩道を走ることも認められていません。
気軽な乗り物として利用が増える中で、事故や違反も相次いでいることから、警察は取締りを強化しています。
警視庁によりますと、11月1日午前5時ごろ、新宿 歌舞伎町の路上で、34歳の男性が、酒を飲んでモペットを運転したなどとして、道路交通法違反の疑いで検挙されました。
男性は、飲食店での仕事を終えて自宅に戻る途中だったということで、ハロウィーンで警戒中だった警察官に呼び止められ、飲酒運転が発覚しました。
運転免許も失効していたため「無免許」の状態で、ヘルメットも着用していませんでした。
調べに対し、「モペットは自転車だと思っていた」と話しているということです。
11月1日に施行された改正道路交通法では、電動などで自走するモードでも、ペダルをこがなくてはならないモードでも、モペットは、原付きバイクなどと同じ扱いにすることが明文化されています。
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