10月31日、さいたま地方裁判所に訴えを起こしたのは埼玉県などに住む男女15人で、弁護団がさいたま市内で会見を開きました。
元衆議院議員の今野智博 被告は、弁護士資格のないグループに違法な名義貸しを行って詐欺の被害者から相談を募ったとして、弁護士法違反の罪で起訴されています。
訴えによりますと、15人は詐欺の被害に遭い、被害金の回収のため、今野弁護士の事務所に相談したところ、「100%回収できる」などとうその説明をされたとして、着手金など合わせて1800万円余りの賠償を求めています。
弁護団の団長を務める神野直弘 弁護士は「今野弁護士はインターネットで大々的に広告を行い、高額の着手金を受け取っており、詐欺の被害者に対する、弁護士による2次被害と思われる」と話していました。
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