オオハクチョウは毎年、本格的な冬を前に繁殖地のロシア北東部から日本に飛来します。

根室海峡に沿って広がる温根沼や風蓮湖は、本州に向かうオオハクチョウが羽を休める中継地になっていて、29日は、ハクチョウの親子が水辺で餌をついばんだり、羽を繕ったりしていました。

オオハクチョウの調査を行っている春国岱ネイチャーセンターによりますと、10月30日の時点で、温根沼と風蓮湖には合わせて2000羽ほどが飛来していて、例年よりも多いということです。

春国岱ネイチャーセンターの大久保明香レンジャーは「オオハクチョウは親子の仲がいい鳥です。足を懸命に動かして一緒に泳いでいる親子を見て、季節を感じてもらいたいです」と話していました。

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