「旦過市場」では、おととしの2度にわたる大規模火災の以前から老朽化した建物を建て替える再整備事業が計画され、9月下旬からは南側のモノレールの駅に隣接する「中央市場」の区画で工事が始まっています。
現場では、営業が続いているほかの区画との間に仮囲いが設けられ、28日からは大型の機械を入れて建物の解体作業が始まりました。
解体が始まった区画で長年青果店を営んできた八木和子さん(79)が、現場を訪れていました。
八木さんは現在、ほかの区画にある仮店舗で営業を続けていますが、「走馬灯のようによみがえってきて、少し寂しいです。活気のある新しい市場になってほしいです」と話していました。
「旦過市場」の再整備事業は4つの区画に分けて進められ、来年度末には、28日から解体が始まった区画に4階建てのビルが建つ予定です。
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