公園で倒れ死亡の大学生 複数人に暴行受けたか 北海道 江別

26日江別市にある公園内の遊歩道で、千歳市の大学生、長谷知哉さん（20）が衣服を身につけず、意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。

顔や腕など上半身を中心に多くのあざがあり、死因は激しい暴行を受けたことによる外傷性ショックで、警察は複数人に暴行を受けたとみて殺人などの疑いを視野に捜査しています。

また、死亡する前日の今月25日、江別市内に1人でいるところが防犯カメラに写っていたことも分かり、警察はこのあと事件に巻き込まれたとみて、前後の行動などを詳しく調べています。

長谷さんと同じ学生寮で暮らしている友人は、「長谷さんは真面目な人で、いつも一緒に課題に取り組んだり、登校したりしていた。友達も多く、写真を撮ったり、一人で旅をしたりするなど多趣味だった。人とトラブルになるようなことのない人で、寮の仲間とも仲よくしていた」と話しました。

そして、事件については「信じられません。あす、旅行のお土産を渡そうと思っていたが、渡せなくなってしまった。早く犯人を捕まえてほしい」と話していました。