26日午前3時15分ごろ、記録的な大雨で土砂崩れが起き、住宅が巻き込まれた宮崎県延岡市浦城町の現場で、心肺停止の女性が発見された。女性は搬送先の病院で死亡。県警は連絡が取れなくなっている住人の女性(56)とみて、身元の確認を進めている。
市消防本部によると、26日午前2時ごろ、捜索に当たっていた隊員らが土砂の中から体の一部を発見した。同3時15分ごろ、女性を救出した。
宮崎県では22日に線状降水帯が発生した。宮崎地方気象台によると、延岡市では同日、1時間当たりの降水量が114ミリに達し、観測史上最大を記録した。
23日午前0時35分ごろ、家が土砂崩れでつぶれていると住人の女性の夫が119番した。陸上自衛隊や緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)が現場に派遣され、県警や消防とともに住宅周辺の土砂を重機で取り除きながら捜索を続けていた。〔共同〕
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