追悼式には、石破総理大臣や中谷防衛大臣、それに遺族ら、およそ300人が参列しました。
式では中谷大臣が、ことし4月、伊豆諸島沖で、海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に墜落して亡くなった8人など、殉職した32人の名簿を納めました。
そして石破総理大臣が「志半ばにして職に殉ぜられた事実は、まさに痛恨の極みだ。尊い犠牲を無にすることなく、激変する安全保障環境の中、国民を守り、日本は世界の平和と安定に貢献する。そのために全力を尽くすことを固くお誓いする」と述べました。
また、中谷大臣は「生前、国の防衛に尽くされた功績が、今の平和につながっていることは間違いがない。ご遺志を受け継ぎ、わが国の領土・領海・領空を断固として守り抜くため、全身全霊で取り組んでいく」と述べました。
このあと、遺族たちが慰霊碑に花を手向け、殉職した隊員の霊を慰めました。
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