逮捕されたのは沖縄市の飲食店従業員、ホームズ・ケイリブ志穏容疑者(22)と浦添市の無職、比嘉恭之介容疑者(26)の2人です。

警察によりますと2人は今月3日、浦添市にある琉球国王などの墓「浦添ようどれ」の壁面など3か所をスプレーのようなもので落書きして傷つけたとして文化財保護法違反の疑いがもたれています。

警察が現場近くの防犯カメラの映像を解析するなどして捜査を進めた結果、2人が事件に関わった疑いがあることがわかったということです。

警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。

「浦添ようどれ」は太平洋戦争末期の沖縄戦で大部分が破壊され、2005年に市の教育委員会が復元したもので、国の史跡に指定されている「浦添城跡」の中にあります。

今月8日には落書きが見つかった箇所に削り取ったような痕も確認されていて、警察が関連を調べています。

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