東京電力は25日、中断していた福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しを、28日午前から再開すると明らかにした。不具合を起こして交換したデブリ回収装置のカメラ2台は正常に作動しており、2週間以内に取り出せる可能性があるとしている。
東電によると、高い放射線下でカメラの電源を切ったことが不具合の原因と推定しており、再発防止策として、電源を入れたままにするなどの措置を取るという。
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