東京・明治神宮外苑の再開発を巡り、伐採する樹木の本数を減らすといった事業者側の計画見直し案が21日、東京都の環境影響評価審議会に報告された。

 事業者を代表する三井不動産などは9月9日、見直し案を公表。これを踏まえた事業の変更届などを提出し、都はすでに受理している。

 見直し案では3メートル以上の高木の伐採本数を743本から124本減らして619本とした。シンボルのイチョウ並木保全のため、新施設との距離を約8メートルから約18メートルに広げるとしている。

 事業を巡っては樹木の大量伐採を伴うことから、音楽家の故坂本龍一さんら著名人からも反対する声が相次いで上がっていた。

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