つりざお式の装置側から格納容器側を見た様子。パイプが格納容器側に伸びている(東京電力提供)
故障したのは、釣りざお式の採取装置の釣りざおに当たるアームの先端と、釣り針に当たるデブリをつかみ取る器具の先端に取り付けたカメラ。アーム先端のカメラは17日に交換を完了し、器具先端は18日に終えた。 カメラの故障原因は、作業途中で電源を切ったため、高い放射線で帯電した可能性があるとしており、今後は電源を切らないようにするとしている。 採取は9月10日に着手し、格納容器に装置を入れたが、作業を休んだ翌日の同17日にカメラの電源を入れたところ、映像が届かなかった。電源を入り切りするなど復旧を試みたがうまくいかず、交換することにした。(荒井六貴) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。