関西電力高浜原発の1号機(右)と2号機=2023年11月、福井県高浜町
原子力規制委員会は16日の定例会合で、11月に運転開始50年となる関西電力高浜原発1号機(福井県)について、今後10年間の管理方針を定めた保安規定を認可した。50年を超える運転の認可は国内初。 高浜1号機は国内で最も古い原発。2号機とともに、規制委から最長60年までの運転を認められている。 30年を超えて原発を運転する場合、電力会社は10年ごとに安全上重要な機器や構造物の劣化を考慮して管理方針を定め、認可を受ける必要がある。 来年6月に原発の60年を超える運転が可能になる新制度の開始後、改めて60年までの運転について規制委の認可が必要になる。
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