共同通信が入手した、中国浙江省舟山市の埠頭に係留される中国海警局の船団の写真=昨年1月下旬

 15日午前7時20分ごろ、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船2隻が相次いで侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは13日以来で、今年38日目。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、2隻とも機関砲のようなものを搭載し、日本漁船の動きに合わせて航行。領海から出るよう巡視船が要求した。

 領海外側の接続水域では、機関砲のようなものを搭載した別の中国船2隻も確認された。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは11日連続。14日にも接続水域で4隻が確認されていた。

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