「国民文化祭」は、音楽や芸術など文化活動に取り組む人たちが、日頃の活動の成果を披露する国内最大級の文化の祭典で、「全国障害者芸術・文化祭」とあわせて11月24日まで岐阜県で開催されます。

両陛下は、14日午後4時前から岐阜市内の会場で開会式に臨み、来場者とともに、能登半島地震と9月の豪雨災害の犠牲者に黙とうをささげたあと、石川県輪島市の伝統芸能「御陣乗太鼓」の演奏を鑑賞されました。

そして、天皇陛下が「今回の取り組みを通じ、地域の伝統や文化の魅力が再認識されるとともに、文化芸術活動のすそ野が広がり、新たな文化の創造につながっていくことを期待しております」と、おことばを述べられました。

このあと、長良川などの河川が育んできた岐阜県の文化を、歌や踊りなどで表現するパフォーマンスが披露され、両陛下は拍手を送られていました。

両陛下は、15日に岐阜市で「全国障害者芸術・文化祭」の作品展を見たあと、各務原市の航空宇宙博物館を訪ねられます。

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