高松 親子で約20種目の体験コーナーも
高松市では、さまざまなスポーツを体験する催しが行われ、大勢の親子連れが参加しました。
この催しは、高松市などが「スポーツの日」に毎年行っていて、14日はバスケットボールやダンスなど合わせておよそ20種目の体験コーナーが設けられました。
円盤を数メートル離れた直径およそ90センチの輪に向かって投げて輪をくぐった回数を競う「アキュラシー」という種目では親子が投げた円盤が輪を通過すると、拍手が起こっていました。
バスケットボールのコーナーでは親やスタッフに抱えてもらってダンクシュートに挑戦する子どももいて、いっぱい体を動かしてスポーツを楽しんでいました。
高松市から訪れた小学1年の女の子は「ダーツが楽しかったです。バスケも体験したいです」と話していました。
3歳の娘と訪れた30代の父親は「いろいろなスポーツに小さいときから触れるのは子どもの刺激になっていいと思いました。過ごしやすい気候になり、娘もいっぱい体を動かしています」と話していました。
鳥取 八頭町 元五輪選手招きマラソン大会
鳥取県八頭町では、地元出身の元オリンピック選手、森下広一さんを招いたマラソン大会が開かれました。
この大会は、1992年のバルセロナオリンピック、男子マラソンで銀メダルを獲得した森下さんの功績をたたえて地元の八頭町で18年前から開かれています。
14日は子どもからお年寄りまでおよそ1700人が参加しました。
開会式で森下さんが「体調を崩さず、けがをせず、楽しんで一日を送ってください。みんなで頑張りましょう」とあいさつしました。
森下さんが高校時代に練習で走っていたという道路をコースとして、ランナーたちが秋晴れの中、それぞれのペースで走りました。
14日は、1968年のメキシコオリンピック、男子マラソンで銀メダルを獲得した君原健二さんも招待ランナーとして参加し、沿道から声援を受けていました。
森下さんは「この大会を健康増進のきっかけにしてもらい、継続することの大切さを皆さんに知ってもらいたい」と話していました。
広島 知的障害ある人たちがサッカーを楽しむ
広島市では、知的障害のある人たちがサッカーを楽しむイベントが開かれました。
広島市南区の市立広島特別支援学校では、女子サッカーやフットサルなどを体験できる教室が設けられ、知的障害のある人や支援者およそ60人が参加しました。
このうち、幼児から中学生が対象のサッカー教室では、子どもたちが2人1組になってパスをつなぎながらゴールを目指し、シュートが決まると喜んでいました。
参加した10歳の男の子は「キックが楽しかったです」と話していました。
男の子の母親は「ふだんはあまり運動しませんがきょうはサッカーができてよかったです」と話していました。
イベントを主催した日本知的障がい者サッカー連盟の本城彰理事長は「知的障害のある人はコミュニケーションが苦手な人が多いですが、サッカーを通じて新たな表現が生まれてくればと思います」と話していました。
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