山梨県富士河口湖町は10日、コンビニの屋根越しに富士山を撮影できる写真スポットで、歩行者の車道横断を防ぐ柵を5メートル増設した。訪日観光客らが殺到し、撮影目的の滞留や道路横断などのマナー違反が頻発したため、同町は5月に富士山を隠す黒い幕と柵を設置。幕は台風対策のため、8月に撤去したが、柵の脇からの横断が増えていたという。
10日午後、作業員3人が機械で地面に穴をあけ、オレンジ色の金属製の柵を差し込んだ。町によると、柵の高さ約80センチで、長さは増設により約25メートルとなった。
付近を警備する50代女性は「横断者が一番多い場所に柵ができたので、効果があればいい」と話した。
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