自らの意思で指を切断したのに医療関係者に過失だと申告し、国民健康保険の適用で医療費の支払いを免れたなどとして、岐阜県警は10日、詐欺容疑で、特定抗争指定暴力団山口組弘道会若頭の野内正博容疑者(58)=岐阜市=を再逮捕したと発表した。9日付。自傷行為は原則保険の適用外になる。県警は認否を明らかにしていない。
再逮捕容疑は昨年2月23日、故意に指1本を切断したのに東京都内の医療関係者に過失による負傷と申告、同3月9日には岐阜県内の医療機関で事情を隠し、それぞれ治療を受け、国民健康保険の適用を受けて本人負担分を除く計約4万5千円の支払いを免れた疑い。
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