能登半島地震のあと、珠洲市で行われていた自衛隊による入浴支援は8月31日に終了していましたが、先月の記録的な大雨で断水が相次いだため、再び始まりました。
今回は断水が続いている上、道路の状態が悪く、民間の支援が入りにくい大谷町の大谷公民館に仮設のお風呂やシャワーが設置されました。
8日は入浴支援が始まる午後3時になると避難生活を余儀なくされている地元の人たちが次々と訪れ、疲れを癒やしていました。
70代の男性は、「湯加減は最高です。また支援があるとは思っていなかったし、非常にありがたいです」と話していました。
80代の女性は、「いいお湯でした。最高です。避難所で水がなくて困っていたので、とてもありがたいです」と話していました。
大谷町では、能登半島地震のあと、8月20日ごろに断水が復旧しましたが、先月の大雨で浄水場が被害を受けたため再び断水となり、復旧まで2か月ほどかかると見込まれています。
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