静岡地方気象台によりますと、3日午後5時半ごろ活発な積乱雲が通過した影響で浜松市南部で突風が発生しました。
浜松市によりますと、この影響で中央区では家のガラスが割れて12歳の男の子が足を切るけがをしたほか、屋根が飛んだり車が横転したりするなど被害の通報が15件ありました。
静岡地方気象台は4日、職員を現地に派遣して調査を行い、その結果を発表しました。
気象台によりますと、当時は大きく2つの突風が発生し、このうち大部分の被害をもたらしたものについては、被害や痕跡が帯状に分布していたことや、「ゴー」という音が移動したという証言が複数得られたことなどから「竜巻の可能性が高い」ということです。
風速は秒速およそ50メートルと推定され、突風の強さを評価する基準で6段階のうち、下から2番目の「JEF1」にあたるということです。
一方、もう1つの突風については十分な情報が得られなかったとして、特定には至りませんでした。
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