9月12日、日野市が管理する緑地にあるイチョウ並木の木の枝が落下し、近くに住む36歳の男性が下敷きになって死亡しました。
事故を受けて市の職員が市内全域の緑地や公園などに植えられている樹木を点検した結果、枝が落ちたり木が倒れたりする危険性があるなど、緊急で対応する必要がある樹木がおよそ700本あることがわかったということです。
市はこれらについて、さらに専門的な点検をして必要に応じて伐採やせんていを行うことを決め、27日の市議会に1億8600万円余りを盛り込んだ補正予算案を提出し全会一致で可決・成立しました。
伐採などは造園業者に委託する予定で、10月中旬ごろに業者と契約を結んで作業を始め、2024年度中に完了する見通しです。
一方、事故が発生した要因については、市は別途、専門家による調査を進めています。
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