消費者庁は26日、花粉対策商品の広告で「花粉を香りでガード」などとした説明に合理的な根拠が認められず景品表示法違反(優良誤認表示)に当たるとして、防虫防臭剤メーカーのエステー(東京)に再発防止を求める措置命令を出したと発表した。

 エステーは「厳粛に受け止め、適正な表示に努め、再発防止に取り組む」とコメントした。

 消費者庁によると命令は25日付で、対象は「MoriLabo(モリラボ)」シリーズの4商品。「トドマツ精油の香りの成分が浮遊するスギ花粉を含む花粉をコーティングし、アレル物質の働きを低減させる」などとうたっていた。

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