宮城県内の小中学校で25日の給食で出された牛乳を飲んだ後、少なくとも600人超が体調不良を訴えていることが26日、共同通信の集計で分かった。森永乳業によると、牛乳は「東北森永乳業」が製造し、県内12市町の小中学校258校に提供された。

 仙台市教育委員会によると、児童生徒337人が腹痛や下痢、嘔吐の症状を訴えた。他にも、岩沼市や山元町などで体調不良者が相次いだ。

 森永乳業の担当者は「心配をおかけし、申し訳ない。原因究明に努める」と話した。

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