紀子さまは、26日昼前に石川県の金沢大学に到着し、能登半島地震で被害を受けた珠洲市や輪島市から避難した中学生や高校生の学習支援に取り組んできた学生など4人と懇談されました。
勉強以外にもさまざまな話題で会話を重ねることで信頼関係を築くことができたという説明を受けると、紀子さまは「一人一人の活動が被災者の心の支えになると思います。これからも支援をよろしくお願いします」などとことばをかけられていました。
金沢大学3年の前野七海さんは「教師を目指す私に『自身の勉強を頑張り、支援も続けてください』と声をかけていただき、励みになりました」と話していました。
紀子さまは、結核予防会の総裁として医療に関わっていて、このあと大学の付属病院を訪ねて、病棟が被害を受けた輪島市の総合病院のロビーで大学から派遣した医師が診療を行ったことなど、地震直後の医療状況について説明を受けられました。
岡島正樹副病院長は「発生直後からずっとプレッシャーを抱えてきましたが、『お身体を大切にしてください』と声をかけていただき、心の状態が少しリセットされました」と話していました。
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