逮捕されたのは、大阪 北区の会社「WWE」の
▽元社長、松本大輔容疑者(39)と、
▽元従業員で商品の開発を担当していた高田浩司容疑者(38)の2人です。

東京や大阪では去年、この会社が製造しているグミを食べた人が病院に搬送されるなど、体調不良を訴えるケースが相次ぎ、近畿厚生局麻薬取締部は去年11月、グミの製造工場などを立ち入り検査しました。

その結果、神奈川県厚木市にある倉庫に法律で規制された指定薬物の「HHC」=ヘキサヒドロカンナビノールを含む商品、合わせておよそ7.7キロを保管していたことが分かり、麻薬取締部は松本元社長らを26日までに医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕しました。

今後、指定薬物の入手ルートや商品の製造が行われたいきさつなどを詳しく調べることにしています。

2人の認否については明らかにしていません。

体調不良の訴えが相次いだグミをめぐっては、「HHCH」=ヘキサヒドロカンナビヘキソールという、当時法律で規制されていなかった大麻に近い成分の名前が書かれていて、厚生労働省は去年11月、「HHCH」について指定薬物に追加し、現在は所持や販売が禁止されています。

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