JR九州は19日、列車の車軸に車輪を取り付ける作業で、社内の目安値を超える圧力をかけていた例が在来線で少なくとも328本あったと発表した。圧力のデータを確認したところ、安全性に問題はなく、データの改ざんもなかったと説明している。JR貨物の不正問題を受け、社内調査の途中経過を公表した。

 JR九州によると、新幹線では車輪の取り付け作業で目安値超えはなかったが、車軸に回転を伝える大歯車の取り付け作業で目安を超えていたものが1本あり、すでに取り換えた。

 在来線、新幹線ともに、記録した圧力のデータは修正できない仕様で改ざんはできないという。

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