日本列島を1周する飛行をしたロシア軍のTU142哨戒機=12日(防衛省提供)

 防衛省統合幕僚監部は12日、ロシア軍のTU142哨戒機2機が同日、日本列島を1周するように飛行したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。防衛省がロシア軍機による列島周回を確認し、公表したのは2019年6月20日以来で、16回目。

 防衛省によると、2機は島根県隠岐諸島沖から対馬海峡を通過して南下。沖縄本島と宮古島の間を抜けて太平洋に入り、北方領土上空を飛行して宗谷海峡からロシア方面に向かった。

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