大阪地検特捜部は12日、架空の特別損失を計上する手口で経営する会社の法人税約1億円を免れたとして、法人税法違反の疑いで東京都中央区の会社役員西村浩容疑者(62)を逮捕した。  特捜部によると、容疑者は「伸和工業」(大阪市天王寺区)を実質的に経営。逮捕容疑は、2021年8月期の同社決算に架空の特別損失を計上し、所得約4億1千万円を圧縮して法人税を免れた疑い。


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