4日、市原市五井金杉の国道16号線で片側2車線の道路が幅およそ15メートル、長さおよそ5.5メートルにわたり、最大85センチの深さで陥没しているのが確認され、周辺は上下線とも通行止めになっていました。

国土交通省千葉国道事務所では4日から復旧作業を進め、通行止めの開始からおよそ31時間がたった5日午後4時半ごろ、作業を終えて通行止めを解除したということです。

千葉国道事務所によりますと、陥没した路面の下には雨水を流す金属製の管があり、近くの海水の影響で管の上の部分が腐食して沈み込んでいたとみられるということです。

市原市では、3日の朝に雨が強まり、県が設置した雨量計では1時間に85ミリの猛烈な雨を観測していて、千葉国道事務所では、管と道路の舗装との間に隙間ができていたところに大量の雨水が流れ込んで道路が陥没した可能性があるとしています。

国道事務所は5日、仮設の管を設置して舗装を行い、車両が通行できる状態にしたということで、今後道路の状況を見ながら本格的な復旧工事を行うということです。

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