福岡地検特別刑事部は5日までに、民事訴訟の依頼を受けながら実際には提訴せず、判決文の写しを偽造して依頼者に交付したとして、有印公文書偽造・同行使の疑いで、福岡県弁護士会所属の弁護士竹内佑記容疑者(34)=北九州市=を逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。逮捕は4日付。  逮捕容疑は昨年5月1日ごろ、久留米市の事務所で、土地の「抹消手続きをせよ」といった内容の文書をパソコンで自作した上、別の訴訟の判決文から裁判官の署名の写しを切り取って貼り付け、書類を偽造するなどした疑い。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。