文部科学省は3日までに、学校での生成人工知能(AI)の利活用に向け、小中高校で実態調査を実施する方針を固めた。モデル校を拡充するほか、国内外の学校で実践されている好事例をコンテスト形式で収集し、新たな活用方法を検討する。2025年度予算の概算要求に、必要経費8億円を計上した。
文科省は23年度に52校、24年度に66校のモデル校で、授業での実践例を蓄積してきた。今後はさらに、生成AIを教科や学年を横断して学習に使う学校を10自治体から、他校と組織的に情報共有して校務に活用する学校を100自治体から、それぞれモデル校に指定し優先的に支援する。
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