連合は31日までに、企業に属さないフリーランス(個人事業主)を対象とした意識・実態調査を公表した。フリーランスが自己負担で労災保険に加入できる「特別加入制度」に絡み、回答者の5人に1人が休業を伴うようなけがや病気の経験があると回答。うち3割超が特別加入制度を利用したいとした。  特別加入制度はこれまで業種が限られていたが、11月1日に「フリーランス取引適正化法」が施行されるのに合わせ、対象が全業種に拡大する。連合は8月27日に労災保険への加入申請や給付申請を支援する団体「連合フリーランス労災保険センター」を設立、加入促進を目指す。  連合の調査は、フリーランスで働く20歳以上の男女が対象。  27日に記者会見した連合の清水秀行事務局長は「安心して働くために加入が促進され、連合としては組織化も視野に入れて取り組みを進めていく」と話した。


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