国立病院機構大牟田病院(福岡県大牟田市)の看護師ら男性職員が障害のある入院患者に性的虐待をしていた問題で、複数の患者が職員からたたかれたり、威嚇されたりする身体的、心理的な虐待も受けていたことが22日、分かった。障害者虐待防止法に基づき被害実態を調べた同県柳川市が明らかにした。  市によると、複数の男性職員が男女4人の入院患者の頭をたたいたり、ベッドを揺らして大声で威嚇したりしていた。  大牟田病院は5月、患者が住民票を置くなどする複数の自治体の調査で男女6人の患者に対する性的虐待が認定されたと発表。6人に身体的、心理的虐待を受けた4人が含まれるかどうかは明らかにしていない。


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