盛り土が崩れた三陸鉄道佐羽根―田老間の線路脇(14日、岩手県宮古市)=三陸鉄道提供・共同

岩手県沿岸部を走る第三セクターの三陸鉄道は19日、同県に12日上陸した台風5号の雨で河川が氾濫した影響で、佐羽根(宮古市)―田老(同)間の線路の盛り土が長さ約25メートルにわたって削られ、復旧に数カ月かかると発表した。

重機搬入用の仮道路などを造る必要があるという。工事完了まで宮古(同)―田老間はバスによる代行運転を行う。

石川義晃社長は「地域や旅行の皆さまにご不便をおかけし、申し訳ありません。できるだけ早く復旧できるよう取り組みます」とのコメントを出した。〔共同〕

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