日本の棚田百選に選ばれた長野県小諸市の「宇坪入(うつぼいり)の棚田」に今月、草の壁でできた迷路が現れた。
迷路は、挑戦者が忍者になって「秘伝の書」を探しに出かけるストーリーだ。迷路を抜けると、5問のクイズが待ち受け、謎解きに挑む内容だ。忍者グッズが用意されたフォトスポットもある。
迷路の公開は昨夏に続いて2回目。耕作放棄地だった棚田を農家の清水博人さん(36)がよみがえらせ、佐久長聖高校クイズ研究会が協力して、約7アールの休耕田に迷路ができた。迷路の形はクイズ研の生徒が考え、イネ科の穀物「ソルガム」の種をまいて壁をつくった。
今月半ばごろに草の壁が大人の背丈を超え、「本当の迷宮」になるという。31日まで無料で公開している。(高木文子)
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