このうち久喜市では、昨夜、地元の久喜消防署の署員らが消防車に乗り込み、市内で不審火が頻発している「菖蒲町」地区を中心に見回りを行いました。

埼玉県内では、久喜市と桶川市、それに伊奈町にまたがる半径3キロほどの範囲で、今月1日から5日にかけて住宅や倉庫、農業用ハウスなどが焼ける不審火があわせて9件相次ぎ、1人が軽いけがをしていて、警察は何者かが火をつけた可能性もあるとみて捜査しています。

久喜消防署の齋藤文和さんは「消防車がパトロールすることで火災を未然に防ぎ、住民のかたにも警戒心を強めてもらいたい。防犯対策と同じように、家の周りにある燃えやすいものを片づけたり、不審者を近づけないようセンサーライトを設置したりする対策も効果がある」と話していました。

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