原水爆禁止日本協議会(原水協)系と原水爆禁止日本国民会議(原水禁)系の原水爆禁止世界大会広島大会が4日、広島市でそれぞれ始まった。被爆者は「核兵器禁止条約に直ちに参加しよう」などと訴えた。  原水協系の大会では、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳代表委員(92)がオンラインであいさつ。ロシアのウクライナ侵攻や、イスラエルとハマスの戦闘に触れ、停戦を求めた上で「唯一の核兵器被害体験国で平和憲法を持つ日本の真価を発揮すべき時だ」と訴えた。  原水禁系の大会では、被団協の田中聡司代表理事(80)が登壇。原爆投下後、住んでいた山口県から母の実家がある広島市に入り、被爆した体験を語った。


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