千葉県柏市や隣接する鎌ケ谷市、白井市では有機フッ素化合物の「PFAS」の一種で、有害性が指摘されている「PFOS」と「PFOA」の2つの物質が、ことし3月以降、地域の水路7か所と周辺の59本の井戸から、国の暫定目標値を上回る濃度で検出されています。
これを受けて、県と3つの市は原因を究明するため現地の複数の施設を調査していますが、29日午後、検出された地点に近い海上自衛隊下総航空基地でも、立ち入り調査をしたことが分かりました。
調査では、基地の中から外部につながる水路の確認などが行われたとみられます。
NHKの取材に対し、海上自衛隊下総航空基地の広報担当は「上層部に確認する必要があり、現時点ではコメントできない」としています。
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