日本国際博覧会協会(万博協会)は22日、2025年大阪・関西万博のボランティアが着るユニホームを発表した。

 Tシャツやベストの基調となる紺色は、SDGs(持続可能な開発目標)の一つである「パートナーシップで目標を達成しよう」のロゴマークの色を採り入れたという。活動場所によって配色が異なり、会場内はグレー、空港や駅で活動する会場外は目立つ黄色とそれぞれ組み合わせた。帽子やかばんも配布される。

 万博協会が委託した業者がデザイン案を作成。ファッションデザイナー・コシノジュンコさんの意見も踏まえ、最終決定したという。

 ボランティアは2025年4月13日~10月13日の半年間の万博期間中に最低5日間から活動でき、来場者の案内や清掃などを担う。約2万人が目標だったが、すでに約2万2799人(19日時点)の応募があった。今月30日まで募集を続ける。人数によっては、抽選をする可能性もあるという。

 万博協会の石毛博行事務総長は大阪市内での発表会で、「ユニホームはお客さんとのコミュニケーションのきっかけや、ボランティア同士の絆や一体感を生み出す。万博への期待感を高めていただければ」と話した。(箱谷真司)

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