「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」の開会式であいさつする「日本サイバー犯罪対策センター」の桜沢健一業務執行理事=22日午前、東京都千代田区

 警察庁と民間企業などの連携組織「日本サイバー犯罪対策センター(JC3)」は22日、東京都千代田区で「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」の開会式を実施した。サイバー防犯のボランティアらが29日まで、実際に不正サイトを見つけて関連事業者に通報し、閉鎖に追い込んだ件数などを競う。

 JC3によると、競技会は2月に続き2回目。31都道府県警察から委嘱を受けたボランティアなど46団体の356人が参加した。JC3が提供する対策ツール「Predator(プレデター)」を活用し、閉鎖の件数などをポイント換算して上位団体や個人を表彰する。前回の通報件数は9319件、閉鎖件数は268件だった。

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