電車内でわいせつ行為をした後に駅のホームから線路に飛び降りて逃走し、運行を妨げたとして、警視庁大崎署は19日、不同意わいせつと威力業務妨害の疑いで、横浜市神奈川区、会社員野尻俊彦容疑者(54)を逮捕したと発表した。

JR山手線(資料写真)

 逮捕容疑では、6月12日午前9時30分ごろ、JR大崎駅に停車中の山手線外回りの電車内で、20代の女性にわいせつな行為をした後、線路内に飛び降りて逃走し、安全確認のため、5分間ほど運行を停止させたとされる。  署によると、女性が同容疑者の腕を取ってホームに下りた後、別の乗客の男性が110番。そのすきに野尻容疑者は線路に立ち入って約50メートル走り、フェンスを乗り越えて逃走した。「やばいと思って逃げた」と容疑を認めている。 

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