愛知県犬山市で5月、小学1年の女児(当時7)が暴行を受け死亡し、母親(33)と内縁関係の男(32)が逮捕された事件で、県は19日、女児を一時保護した一宮児童相談センターの対応を検証する第三者委員会を設置した。記者会見した大村秀章知事は「本来守られるべき立場にある子どもに虐待を行うようなことは決してあってはならない」と述べた。
同センターによると、女児は2022年12月〜23年3月と、23年4〜6月に一時保護された。「家に帰りたい」との意向を示したことなどから保護を解除し、その後は面接や自宅訪問を続けていた。
第三者委は弁護士や医師ら5人で構成。県警の捜査状況を見ながら、初会合の日程を決める。大村氏は「事実関係を解明し、悲劇が繰り返されないよう検証していきたい」と語った。〔共同〕
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