気象庁は18日、関東甲信地方と東海地方が梅雨明けしたとみられると発表した。7月下旬にかけて各地で気温が35度以上の猛暑日が相次ぐと予想され、同庁は熱中症への警戒を呼びかけている。

今年は梅雨前線の北上が遅かった影響で、関東地方の梅雨入りのタイミングが過去2番目に遅い6月21日だった。関東甲信の梅雨明けは2023年より4日早く、平年より1日早かった。

東海の梅雨明けは23年より2日遅く、平年より1日早かった。17日には九州南部で梅雨明けが発表された。

今夏は全国的に高温となり、記録的猛暑だった23年に匹敵する可能性がある。梅雨明け直後は急に気温が上がるため、熱中症の危険が高い。気象庁は適切な冷房の使用やこまめな水分補給を求めている。

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