気象庁

 梅雨前線や低気圧の影響で西日本を中心に大雨となる恐れがあるとして、気象庁は11日、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒するよう呼びかけた。11日までに大雨となり地盤が緩んでいる地域では、雨が強まると災害の危険性が高まるため、より警戒が必要になる。

 気象庁によると、前線は16日ごろまで東日本、西日本付近に停滞する見込みで、13日からの3連休も広い範囲で曇りや雨の梅雨空となりそうだ。

 梅雨前線は10日から11日にかけて列島を南下し、大気の状態が不安定になった。山口県下関市で11日午前1時37分までの1時間に85.5ミリの雨が降り、地点としての観測史上最大を更新した。

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