戸籍の広域交付システムは本籍地ではない最寄りの市区町村の窓口などで戸籍証明書などを受け取ることができる制度で、ことし3月から運用が始まりました。

法務省によりますと8日朝、各地の自治体から窓口での発行ができないという連絡が相次ぎ、確認したところ全国的に戸籍証明書などが交付できない状態が続いているということです。

法務省が原因を調査していますが、復旧の見通しは立っていないということです。

戸籍の広域交付システムをめぐっては、運用が始まった3月にもシステムにアクセスが集中した影響で、証明書が発行しづらい状況が起きていました。

法務省は「利用者にご迷惑をおかけしてしまいおわび申し上げます」とコメントしています。

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