2日午後5時15分ごろ、神奈川県藤沢市亀井野のアパートに住む50代の男性から「話したいことがあるので来てほしい」と110番があった。警察官が訪れると、室内から乳児とみられる性別不明の3遺体が見つかった。捜査関係者によると、男性は「亡くなった妻が保管していた」という趣旨の話をしているという。藤沢北署は死体遺棄事件を視野に捜査する。

◆バケツのようなものに入れられ…いずれも白骨化

神奈川県警本部(資料写真)

 署や捜査関係者によると、遺体はいずれも白骨化しており、死後かなりの時間がたっているとみられる。それぞれ、バケツのようなものに別々に入れられていた。署は司法解剖などで身元や死因を調べる。  同じアパートの住民によると、男性は妻や子どもと暮らしていた様子だったが、数年前から妻だけ姿が見えなくなったという。「赤ちゃんの遺体があったと聞いてびっくりした」と話した。  現場は小田急江ノ島線の六会日大前駅から北東800メートルの住宅街。 (米田怜央、森田真奈子) 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。