27日、横浜市で行われた安全研修には海難事故の救助や事故防止の啓発などにあたる14人の海上保安官が参加し、研修の主なテーマは顔を水につけた状態でも呼吸ができるスノーケルなどを身につけて水面から水中を観察する「スノーケリング」の事故防止対策でした。

研修ではまず、50年以上のダイビングガイドの経験がある講師からライフジャケットやスノーケルの正しい装着方法などについて説明を受けました。

そのあと、参加者たちはプールに入ってライフジャケットのベルトをしめることの重要性を確認したほか、スノーケルをつけてその中に入った水を息を吐いて外に出す方法を学んでいました。

参加した海上保安官は「初めて学ぶことも多かった。ライフジャケットの正しい着用方法など学んだことを具体的な指導にいかしていきたい」と話していました。

第3管区海上保安本部の青柳一英安全対策課長は「海難事故は非常に多様化している。海上保安官も知識や技術を習得することが遊泳者に伝わる指導につながるので、引き続きこうした機会を作っていきたい」と話していました。

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