起訴されたのは、川口市幸町の瀬川好一被告(68)です。

起訴状などによりますと先月29日の深夜、自宅近くで、乗っていたタクシーの72歳の男性運転手に対して「金を出せ」と脅したうえで拳銃で撃って大けがをさせたとして強盗殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われています。

被告は、事件の翌日に出身地の福島市に逃げて知人女性の家にいましたが、警察に指名手配されたことを受けて埼玉県に戻る新幹線代として女性から1万円を借りていたということです。

捜査関係者によりますと被告には数百万円の借金があり、これまでの調べに対し「金に困っていた」などと供述しているということです。

一方、拳銃については逮捕された際持っておらず被告は「捨てた」としていましたが、警察がその後の供述に基づいてJR川口駅近くの植え込みを調べたところ、同じ口径の実弾が複数見つかったものの、拳銃の発見には至っていないということです。

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